IDPA Japan Design Award

EDIT(h)

by (株)直井建築設計事務所 (有)プラスタック

Project Description

EDIT(h)は神楽坂のメインストリートから少し外れた裏路地に位置する香水店である。老舗の朱肉ブランド日光印が朱肉に使われている香料から新たな価値として作った香水。印鑑の形状を模した香水瓶、桐でできたBOXなども職人が手作業で作っている。Made in japanのフレグランスを世界に発信する拠点となるフラッグシップショップである。
新築ではなく古民家をリノベーションするプロジェクトで、最初に現地確認に行った際、現場は補強工事のために仕上げが剥がされ、古くからの土壁や、経年変化した柱や梁が姿を現していた。古いものに新しいものプラスして、新たなかたちを生むという手法はブランドコンセプトでもあり、「残せるものは残して、下地を見せた状態で空間をつくろう」と、われわれは瞬間的に感じた。什器はシンプルな一本のカウンターのみ。夜はそのカウンターで香水の香りに由来したカクテルを楽しむことができる。新と旧を対比的にデザインしたことによって、お互いが引き立て合い、融合し、新築では得られない深みを作り出すことが出来た。
結果として、EDIT(h)のコンセプトを体感できる、五感をしなやかに刺激するショップに仕上がったことを大変嬉しく感じる。

(株)直井建築設計事務所 (有)プラスタック


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